自社栽培・三澤農場産「甲州」のポテンシャルを生かした芳醇な味わい
日本ワインを牽引し「甲州」を世界の舞台へと引き上げた、グレイスワイン。ワイン愛飲家の指標として、毎年4月にイギリスで開催されるワイン専門誌「Decanter」主催の権威あるコンクールに於いても継続して高い評価を受けています。
茅ケ岳山麓は、県北西部に位置し日照量や水はけのよさに恵まれ、昼夜の気温差のあることから勝沼エリアに並ぶワイン用ブドウ栽培の適地です。この地域の甲州は、寒暖差と冷涼な地域性からくる「リンゴ酸が豊富な酸のキレイなフィーリング」や「清々しい味わい」が特徴で、和食全般のお料理を引き立てる素直な爽快感をお楽しみいただけます。
2021ヴィンテージの味わい
透き通った輝きのある少しグリーンのトーンのある淡いレモンイエロー。香りは、溌剌とした柑橘系の香りと熟した果実香によりしっかりとボリュームを感じます。熟した八朔、夏みかん、微かにグレープフルーツにミントの清涼感、ミネラルや土っぽさ、スモーキーな香りが特徴的で、ワインに奥行きを与えています。アタックは心地よく、溌剌とした酸味が口中に大きく広がり、後味に伝わる甲州の果皮由来のほのかな苦みが果実由来の豊かなボディに添えられて、旨味となって感じられる飲み心地のよいワインです